アンジェリカ(トウキ)

エンジェルに由来する名を持つ女性の味方

エンジェルを語源とするアンジェリカは、古くから人々を助ける薬草として、胃腸の不調、 気管支炎、かぜなどに使われ、中世では最も重要なハーブのひとつに数えられました。
心を落ち着かせ、大地に根ざした力強さを与える香りです。

心に

不安や抑うつを伴うデリケートな精神状態に対して、生きる自信と勇気を与え、心に落ち着きを取り戻させます。

身体に

近縁種として、漢方薬で「当帰」と呼ばれるチャイニーズアンジェリカがあります。強壮作用があり、ホルモン分泌を調整する働きがあるので、冷え性や更年期の気力、体力の衰えに用いられます

注意事項

光毒性があるので使用後12時間は日光に当たるのを避けます。

精油データ
アンジェリカ:Angelica
学名:Angelica archangelica
科目 :セリ科
抽出法:蒸留法
香りのタイプ:ハーブ系
主要成分:α-ピネン、β-ピネン、1,8-シネオール

監修協力/グリーンフラスコ株式会社
ハーブや精油は医薬品ではありません。医師から処方された薬の代わりに使ったり、治療のために使うことは避けてください。
また、妊娠中の人や重い病気の人、慢性的な病気のある人など、からだの健康状態が気になる人は、必要に応じて医療従事者に相談することをおすすめします。体質や体調、利用法などによっては、健康を損ねる可能性があります。
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