サンダルウッド

高貴かつ陶酔感をもたらす瞑想の香り

宗教儀式の薫香として重用されてきたサンダルウッドは、インドでは“涼を呼ぶ木”と呼ばれるように、心を鎮め瞑想的な状態を導きます。また高い薬効を持ちアーユルヴェーダでも広く用いられてきました。高貴な香りが珍重され原料は稀少になっています。

心に

心に浮かぶ雑念を払い、意識を内面に向ける助けをします。怒りや興奮、ものごとに対する執着を絶ち、とらわれの心を解放します。また深いリラックス感が催淫効果を導きます。

身体に

鎮静作用に加えて利尿作用や抗菌作用を持つため、膀胱炎や尿道炎など泌尿器系の感染症に用いられます。

美に

肌に潤いを与えるため、スキンケアに利用されることがあります。特に、乾燥しがちな肌に用いられます。

その他

用途メディテーションの時間に芳香浴に使用すると瞑想の効果が高まります。

精油データ
サンダルウッド:Sandalwood
学名:Santalum album
科目 :ビャクダン科
抽出法:蒸留法
香りのタイプ:ウッディ―系
主要成分:αおよびβ-サンタロール

監修協力/グリーンフラスコ株式会社
ハーブや精油は医薬品ではありません。医師から処方された薬の代わりに使ったり、治療のために使うことは避けてください。
また、妊娠中の人や重い病気の人、慢性的な病気のある人など、からだの健康状態が気になる人は、必要に応じて医療従事者に相談することをおすすめします。体質や体調、利用法などによっては、健康を損ねる可能性があります。
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