月桃

ポリフェノールたっぷり、沖縄伝統の薬草

沖縄では旧暦にカーサームーチー(月桃の葉で包んだ餅)を食べる慣わしがあります。
これは葉に含まれる精油の抗菌・防腐作用を利用して食品保存に役立てる生活の知恵といえるでしょう。
月桃の精油は100kgの葉を蒸留してわずか30mlしか採れない貴重なものです。

心に

南国の郷愁を誘う甘くスパイシーな香りは時間の経過と共に香調が変化し、ストレスによってブロックされた心と体をやさしく解き放って、落ち着きと安らぎを回復します。

身体に

月桃はポリフェノールを赤ワインの数十倍も含み、抗酸化力が強いため、化粧品への応用も進んでいます。アロマバスに使用すると抗菌作用が肌をさっぱりとさせてくれます。

その他用途

用途衣類の防虫にはサシェにして、夏場の虫除けには虫除けスプレーにして使用します。

精油データ
月桃:Gettou
学名:Alpinia speciosa
科目 :セリ科
抽出法:蒸留法
香りのタイプ:スパイシー系
主要成分:p-シメン、1,8-シオネール、テルピネン-4-オール、シンナミックアルデヒド

監修協力/グリーンフラスコ株式会社
ハーブや精油は医薬品ではありません。医師から処方された薬の代わりに使ったり、治療のために使うことは避けてください。
また、妊娠中の人や重い病気の人、慢性的な病気のある人など、からだの健康状態が気になる人は、必要に応じて医療従事者に相談することをおすすめします。体質や体調、利用法などによっては、健康を損ねる可能性があります。
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