精油を使って「花粉症対策」

花粉症対策。薬に依存しないでつらさを和らげる

マスクに精油を1滴をたらすだけの簡単対策!

今年は例年になく花粉の飛散量が多いというニュースを耳にしますが、このシーズンを薬だけに頼らず過ごす『お手軽ケア』をご紹介します。
鼻づまりの息苦しさや、外に出た途端のくしゃみ、とめどない鼻水。この時期お困りの友人たち(年々増えているみたい!)には、ユーカリやティートリーの精油を1滴たらしたマスクを着けるようアドバイスしています。吸入する精油の作用が、鼻の通りを楽にしてくれて、鼻が通れば頭の奥のもやもやそしてイライラ感が払拭されるので、一日の外出がより快適に過ごせるはず。ただ、いずれも香りが強いほうなので、マスクの外側に1滴つけるくらいにしましょう。外から家に帰ったら、アロマポットやお湯をはったカップに精油をたらして、芳香浴を楽しみながら部屋の空気を浄化するのもよいでしょう。

バスタイムをリラックスタイムに

「ほこりや花粉が服や身体にまとわりついている感じがあって。帰宅したら一目散にお風呂へ向かうの!」花粉症に悩まされている友人の言葉なのですが、これ、うなずけます。シャワーで洗い流し、湯船で一息ついてようやく気分も落ち着くのでしょう。
そこで今月は、日頃から友人たちのリクエストも多い「バスボム」の作り方を紹介します。
アロマバス=「湯船に精油をたらす」、と紹介する記事もたくさんみかけますが、精油は“油”。水と油は分離してしまうので、精油は重曹や塩、クエン酸と混ぜあわせて、温泉効果も期待できる「バスボム」にするのがおすすめです。重曹(炭酸水素ナトリウム)は温泉成分の一つで、アルカリ性でもありお肌をすべすべに。クエン酸と混ぜてお湯に入れると炭酸ガスが発生して、血行促進と美肌や細胞正常化が期待できるのです。塩は身体を芯から温め、肌を保湿します。精油はお風呂に向かないペパーミント以外ならお好みのものを。
グリーンフラスコさんのお話で、お勧めということだったのが、「北海道モミ」の精油。針葉樹のクールな香りが心と体を浄化してくれるので、花粉症でよどんだ気分をすっきりさせてくれます。 ちなみに、食紅や着色料を使うバスボムの記事も見ますが、作例では「シンプルに」、「手間をかけずに」、泡と香りを楽しもうという趣向で”真っ白”です。

北海道モミのバスボム

【材料】
重曹 1カップ
塩 1/4カップ
クエン酸 1/2カップ
水(スプレー) 適量
お好みの精油
おすすめは「北海道モミ」 5滴

【用具】
ジップ袋、器(作例は100円ショップで買える菓子用の型)

<バスボム>

1 .重曹とクエン酸、塩をジップ袋に入れて、だまが残らないようによく混ぜる
2 .精油を加えてさらによく振り混ぜる
3 .水をスプレーで加え適度な硬さにして、おにぎりのように握るか、
好みの器に入れて固める。