錆ついた和包丁(関孫六)をピカピカに研ぐ

300円で譲ってもらった包丁は、お宝の銘品”関孫六”だった

ライフスタイル動画で人気のJunさんは、ある日リサイクル店に行くと
錆びついた安っぽい包丁を「30円でいいから買ってくれないか」と男性が店員と交渉しているのを見かけます。

店員に断られた男性の後を追い、Junさんがその包丁を譲って欲しいと声をかけると
「300円以上なら売ってもいい」と。

さっきの10倍ではないか、とあきれつつJunさんは条件をのんで包丁を入手します。

しかし、どうもすっきりしないJunさん。

「まだあの男性にしてやられた感じがしています。だから今日はこの錆びついた包丁をすっかりピカピカに研いで、たった300円で売ったことを彼に後悔させ、口惜しがらせようと思います」

こんな前置きではじまる動画は、見事に包丁を再生するプロセスを楽しませてくれます。

Junさんはこの銘品をまずクレンザーで錆び落としします。

次に紙やすりで磨き出します。

きめの細かい砥石もかけます。

最後は、研ぎ用の革で仕上げ。

購入した和包丁は、実は”関孫六”という有名な銘が刻まれた高級品でした。

”関孫六”は戦国時代に由緒を持つ刀剣の銘ですが、江戸時代からは包丁など一般向けの刃物の名品として全国的に知られるようになりました。
現在は刃物の大手メーカー貝印の商品ライン名になっており、この動画の製品は調べてみると1万円以上する熟練職人手づくりの薄刃包丁と似ています。

研ぎ終えたあとの試し斬りがお見事、爽快。

2:05 ごろから

紙、水に浮かべたモミジの葉、トマト、きゅうり(桂むき!)、大根(桂むきから花飾りへ!)と次々と気持ちよく切れていく動画は圧巻です。

包丁を手放した男性は、動画を見たらやはり口惜しがるでしょうか。いえ、彼もきっと生まれ変わった姿を見て喜んでくれるような気がします。

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