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※イメージ写真。いつかこんな風に咲いて欲しい。
古くなった胡蝶蘭をコルクに着生蘭として仕立てる
知人から贈られた胡蝶蘭。小ぶりながらも胡蝶蘭ならではの存在感だったが、花が終わると緑色の葉だけが元気で1年以上経っても再び花が咲く気配が感じられない。水ゴケの交換、腐った根の掃除が必要かもしれない。
気になっては忘れを繰り返して月日が経つうちに、手頃なサイズのコルクを専門業者で発見。鉢植えで更新するのもよいが、野趣あふれるコルクの塊に付けて着生蘭に仕立てたい。
コルクに根が活着するまでが勝負
古い水ゴケ、根の色の悪い部分を除去し、新鮮な水ゴケを添えて根を傷めないように、付ける位置も考慮してコルクにポリエチレンの糸でくくりつける。
コルクはさほど水分を含んでくれないので水やりに注意したい。リンを含む液体肥料も少々。様子を見て水ゴケの量を増やしたほうがよいかもしれない。根がコルクに活着すれば安心。
鉢植え更新のほうが古い胡蝶蘭にとっては環境が安定的でしょう。
管理のしやすさと鑑賞性が着生案の魅力
コルクにドリルで穴をあけ、針金を通して吊り具にする。
流木やコルクにしっかりと根付いた着生蘭は管理もしやすく、吊り物の植物として鑑賞スタイルを工夫できる楽しみがあります。
いろいろな種類の蘭を見つけてまだまだ製作したい着生蘭。
庭木に着生させることもできるらしい。それも面白そう。