大人になってから、学校給食が面白懐かしく話題になることはありませんか。
世代によって、盛り上がるメニューが少しづつ違うかもしれません。
日本の学校給食の最初といわれているのは、明治22年(1889年)に山形県の私立忠愛小学校というところで、
おにぎりと塩鮭、菜の漬け物を貧困家庭の児童に無償で出した例だそうです。
(全国学校給食会連合会HPより)
完全に日本全国で給食が制度化されるのは、昭和26年のことでした。
米国では、1900年頃に学校でお昼に出された食事はピクルスまるごと1本ということも。
そんな当時から100年間にわたる米国の学校給食を再現し、現代の子どもたちに食べて感想を語ってもらうという楽しい映像を紹介します。
「アメリカの学校給食、100年の歴史。」VOGUE JAPAN
アメリカの学校給食、100年の歴史。| 100 Years of...| VOGUE JAPAN
米国の給食も1950年代頃までは、比較的素朴なメニューだったようです。
それが、次第に給食ビジネスに発展し、1990年代にはマクドナルドなどが参入し、
2005年頃には給食の50%がファストフードで占められるようになったといいます。
そこから現在では野菜の多いヘルシー志向に揺り戻しがあったことがこの映像からうかがえます。
子どものおしゃべりは、素直で遠慮、嘘がなくてハッとします。
出演している子どもたちの表現豊かなこと、自由にコメントする姿に、
大人たちが子ども時代に置いてきてしまった瑞々しさを感じます。
思わず笑いを誘う、名コメンテーターたちの試食感想をご覧ください。
VOGUE JAPANさんのこなれた翻訳に大感謝です。
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