結果を出すアロマ「橘(たちばな)」

鏡開きも終わり、お餅を割ってお汁粉に。

こどもの頃は、年賀状に、とぐろ状のお餅の上にみかんを載せたイラストを
よく書いたものだった。

さて、このみかん、本来は橙(橘)だったこと、そして、
この橙を載せた鏡餅は、富士山と太陽(橙)の象徴であり、
御家が代々栄えますように、との願いからと
今更ながら学んだ。

グリーンフラスコ代表 林 真一郎さんのセミナー
受講者は数十人、
林先生のユーモアに笑いながらも
みな、熱心にメモをとっている。

まず、
「戸田香果橘」(へだたちばな)をご紹介。

戸田は私にとっても
学生の頃から親しみの
ある土地である。
海越しに裾野まで仰げる富士山を臨めたり、
「神池」という、海間近なのに淡水の池があったり、
なにか少し、神がかり的な、厳粛な思いに
包まれる空気がある、たしかにある場所。

日本原産の柑橘は、橘とシークワーサーだけだと、
そして、絶滅種に選定されてるほど、貴重な橘の自生北限地が
戸田であること、なにか古代からの祈りを感じずにはいられない。

林 真一郎氏は、この戸田橘をとりあげ、
選りすぐった国産精油ブランドシリーズの
一品に加えた。

「五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする」

橘のかおりは、いにしえの頃から
懐かしく、在った記憶を呼び覚ましたのだろう。

不老長寿の薬として、
古代より、気を巡らせ、力強く心と身体を温めるという
血行促進、潤い、記憶力低下に効いてくれるという、
ハッとするような、爽快なセミスイート、サワービターな香り、

セミナー中に、香りサンプルを嗅がせて
もらい、
「かじってみたいな、たちばな、、」

強い惹きを感じたのだった。