日焼け後の肌を精油でリセット

手軽に作れるアロマウォーター&オイル

活性酸素でダメージを受けた肌を癒す

朝起きてベランダの草花に水を撒く、そのわずかな時間にも日に焼ける私。20代の若かりし頃は夏の外出時も必ず長袖を着ていたのに、近頃は半袖やノースリーブが当たり前。「日傘くらい差したら?」と、打ち合わせ先で男性から言われ“年齢(とし)なんだからもっと気にしなさい!”って事かと反省。日傘には手が伸びませんでしたがこの夏初めて、UV対策用ロング手袋を買ってみました。

日焼け止めクリームとの相乗効果もあったのか日焼けの程度も軽く、ほてりや肌の乾燥はほとんど無し。かたや、私と同時期に素肌をさらして3日間、炎天下で仕事をしていた女友達は悲しいくらいに真っ黒。その昔であれば“健康美人!”ともてはやされたかもしれませんが、近年の美白ブームのもとでは「小麦色の肌は美の敵!!」と言われてしまいます。日頃スキンケアに頓着しない彼女も、さすがに私へSOSを発してきました。

強い紫外線を浴びた皮膚には、たくさんの活性酸素が発生すると言われています。活性酸素は細胞を傷つけ、シミやしわ・老化を早めます。そこで肌はメラニン色素を作って身を守ろうとするのですが、傷ついた状態では新陳代謝がうまく行えず、戦い終わったメラニン色素が剥がれ落ちずに残ってしまい、シミや乾燥肌、肌の角質層を厚くする原因につながっていくのです。

肌の新陳代謝を促しながら日焼け後の肌をお手入れするには、まずは十分に炎症を冷ましてほてりを鎮め、乾燥した肌細胞にたっぷりと水分・油分を補給すること。今回は「日焼けしたら気持ちの女子力まで落ちたわ」と言う友人のために、香りでリラックス効果を得られるラベンダーやカモミールを使ったスキンケアアイテムを紹介します。

スキンケア効果のある精油たち

まずは水分補給―。
古くから万能薬とされてきたラベンダーは、敏感肌を含む全ての肌タイプに使える優れたスキンケア効果を発揮します。さらに、細胞成長促進・皮膚軟化作用のあるフランキンセンスやゼラニウム、ネロリの精油を加えれば、肌の新陳代謝を正常化する効果が期待できます。

そして保湿後は、オイルを使って肌を保護。
乾燥が原因でハリが無くなった肌に弾力を与え・肌荒れに有用なジャーマンカモミールの精油を、ホホバ油に加えます。化粧水はクリームやオイルなどの成分を肌に浸透させるための役割が主な仕事なので、水分を与えただけでは肌ケアにはなりません。まだまだ暑い日の続く中、べたつくオイルは塗りたくないと思うかもしれませんが、ホホバ油はサラッと肌なじみが良いほうです。オイル自体にも抗炎症・しわ・しみを防ぐ効果があります。

今回紹介するレシピにならって、肌リセット中の友人ですが、乾燥肌に潤いを取り戻せたうえに、せわしない日常がアロマ効果で癒されたと喜んでくれています。

 

日焼け対策アロマウォーター&オイル

【材料】 (ラベンダー水)
ラベンダー精油 15滴

フランキンセンス、ゼラニウム、ネロリ精油
からお好みで 計5滴

精製水 90ml

ホホバ油 10ml
【材料】 (ジャーマンカモミール オイル)
ジャーマンカモミールの精油 4滴

ホホバオイル 30ml

<ラベンダー水>

  • 1 .ホホバ油に精油を加えて混ぜ合わせる。
  • 2 .精油が混ざったホホバ油に、精製水を加えて混ぜる。
  • 3 .使用時にはよく振ること。

※冷蔵庫に保管して2週間を目安に早めに使い切ること

<ジャーマンカモミール オイル>

  • 1 .オイルに精油を垂らします。
  • 2 .よくかき混ぜます。
学名 Matricaria chamomilla (和名 カミツレ)
植物分類 キク科
主な原産国 イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、モロッコ
抽出部分 花部
抽出法 蒸留法
主成分 α-ビサボロール、カマズレン、セスキテルペンラクトン類他
効能 消炎、鎮静、鎮痙、駆風
安全性 光毒性なし、キク科アレルギーの人は注意すること
香りのタイプ 香りのタイプ: フローラル系 / 香りのノート: ベース
学名 Boswellia carterii(別名 オリバナム 和名 ニュウコウ)
植物分類 カンラン科
主な原産国 ソマリア、エチオピア、イラン、レバノン、北アフリカ諸国、フランス
抽出部分 樹皮から採取した樹脂
抽出法 蒸留法
主成分 ピネン、ボルネオール、ベルベリン、ベルベノール、オリバノール
効能 鎮静、収れん、緩和、呼吸器系機能調整
安全性 光毒性なし
香りのタイプ 香りのタイプ: バルサム系 / 香りのノート: ベース
学名 Pelargonium odorantissimum
植物分類 フウロソウ科
主な原産国 フランス、スペイン、モロッコ、イタリア、北アフリカ諸国
抽出部分 葉部
抽出法 蒸留法
主成分 シトロネオール、ゲラニオール
効能 緩和、ホルモン分泌調整、防虫
安全性 光毒性なし
香りのタイプ 香りのタイプ: フローラル系 / 香りのノート: ミドル
学名 Citrus aurantium
植物分類 ミカン科
主な原産国 イタリア、フランス、北アフリカ諸国、ポルトガル、スペイン
抽出部分 花部
抽出法 蒸留法または溶剤抽出法
主成分 酢酸リナリル、リナロール、ネロール、アントラニル酸メチル、リモネン、ゲラニオールほか
効能 鎮静、緩和、瘢痕形成
安全性 光毒性なし
香りのタイプ 香りのタイプ: フローラル系 / 香りのノート: ミドル