イラスト/大塚砂織

ハーブ&アロマの手づくりレシピ vol.3 アロマの力でダイエット

気持ちよい香りの力で、スリムになる!

グレープフルーツの香りを楽しむだけで、
脂肪分燃焼

美味しいものがたくさんの秋、寒くて動くのもおっくうな冬。この時期にため込んだ余分な栄養は、気がつけば身体にしっかりと蓄えられています。秋冬は衣服で覆われて、目を向けずにいられた自分の体型。でも、春はもう目の前です。 軽やかに春夏を楽しむために、そろそろ身体も心も活動モードに切り替えていきましょう。
「ダイエットに効果アリ!」とブームにもなったグレープフルーツ精油。有効成分ヌートカトンの香りが、交感神経を刺激し、脂肪分解の働きを活性化します。また、ローズマリーには代謝を活性化する働きがあり、「香りを嗅ぐだけでダイエット」というウソのような本当の話が期待できます。グレープフルーツに含まれるリモネン、ローズマリーのα-ピネンは、血行を促進し、むくみを改善します。
そこで今回のおすすめは、2つの精油をブレンドしたエアフレッシュナー。これさえ携帯すれば、仕事のストレスや外出時の誘惑から「食べた~い!」という衝動が起きたときにも、イライラを解消して、気持ちもすっきり乗りきれるはずです。

オイルマッサージでむくみ解消にトライ

さらに、体内の老廃物や水分代謝を盛んにする作用を持つ、ジュニパー、サイプレスのスリム効果にも注目したいところ。共通する成分、α-ピネンが過剰な水分、汗、血液、脂肪分を取り去り、むくみやセルライトを取り除いてくれます。ホホバ油などのキャリアオイルで薄めて、気になる部分をオイルマッサージするとよいでしょう。
その他、フェンネルにはホルモンバランスを調整する作用があり、ボディラインを美しく整えてくれます。
ダイエットを話題にするからには、ハーブティーにもふれないわけにはいきません。マルベリーのお茶は、食前に飲むことで余分な糖分の吸収を抑制してくれます。スイーツを口にする前に飲むことがポイントです。
食事制限や運動はもちろん大切ですが、無理な内容ではリバウンドや途中放棄につながります。精油が持つ自然の力を活かし、毎日の食生活や気持ちのバランスに上手に働きかけていきましょう。

How to つくりかた

グレープフルーツとローズマリーの芳香スプレー
【材料】
グレープフルーツの精油 3滴
ローズマリーの精油 3滴
無水エタノール 5ml
精製水 25ml
【用具】
アトマイザー 30ml

<芳香スプレー>

  • アトマイザーに精油、精製水、エタノールを入れてよく混ぜる。
  • 1.でつくった芳香スプレーを、空腹時や食前に周囲の空気中に散布して香りをかぐ。
グレープフルーツ

学名

Citrus paradisi
※精油を購入する際は、この学術名で

植物分類

ミカン科

主産地

イスラエル、ブラジル、アメリカ

抽出部位

果皮

抽出法

圧搾法

主成分

リモネン、ヌートカトン

効能

消化器系(肝臓、胆のう)機能亢進、活力増強

安全性

光毒性あり
※精油を塗布した部位に日光が当たると肌を刺激し、シミなどの原因なります。使用後5~6時間は日光に当たるのを避ける、UVケアをするなどしましょう。

グレープフルーツ

香りのタイプ: 柑橘系 / 香りのノート: トップ

ローズマリー

学名

Rosmarinus officinalis

植物分類

シソ科

主産地

チュニジア、モロッコ

抽出部位

葉部

抽出法

蒸留法

主成分

1,8-シネオール、α-ピネン、カンファー、ボルネオール

効能

抗酸化、消化機能促進、血行促進

安全性

光毒性なし
※妊娠中は控える、高血圧の方やてんかん発作を起こすことがある人は控える。

ローズマリー

香りのタイプ: ハーブ系 / 香りのノート: トップ

ジュニパー

学名

Juniperus communis

植物分類

ヒノキ科

主産地

ヨーロッパ中南部、西南アジア

抽出部位

液果

抽出法

蒸留法

主成分

α-ピネン、カリオフィレン、ボルネオール、シトロネロール

効能

利尿、鎮痛、抗菌

安全性

光毒性なし
※妊娠中は使用を控える、多量に用いたり・長期にわたる使用は控える。腎臓に障害のある方は使用を控える。

ジュニパー

香りのタイプ: ウッディー系 / 香りのノート:ミドル

フェンネル

学名

Foeniculum vulgare

植物分類

セリ科

主産地

イギリス、イタリア

抽出部位

果実

抽出法

蒸留法

主成分

t-アネトール、フェンコン、エストラゴール

効能

消化機能促進、駆風、去痰(分泌促進性、溶解性、抗菌性)

安全性

光毒性なし
※まれに皮膚や呼吸器系のアレルギー反応が起こる。

フェンネル

香りのタイプ: ハーブ系 / 香りのノート: ミドル

サイプレス

学名

Cupressus sempervirens

植物分類

ヒノキ科

主産地

フランス、ドイツ

抽出部位

葉部と球果

抽出法

蒸留法

主成分

α-ピネン、カンフェン、テルピネオール

効能

収れん、デオドラント(消臭、汗止め)

安全性

光毒性なし

サイプレス

香りのタイプ: ウッディ系 / 香りのノート: ベース

ガイドプロフィール

野呂 雅代
ファッションスタイリストの仕事をするかたわら、昨年自宅でアロマトリートメントルームを開設。ヨガ歴6年。チンキ剤作りにはまって何年になるでしょうか。月桃の葉や柚子のたねも私の化粧水には欠かせない身近な材料です。

Shukra

取材協力

グリーンフラスコ自由が丘店

自由が丘にあるグリーンフラスコは、「緑の医学」をテーマに、日本にアロマテラピーとハーブの効用を科学的なデータも重視しながら普及させてきたことで信頼を集めるハーブショップです。

記事一覧

読者の皆様へ

ハーブや精油は医薬品ではありません。医師から処方された薬の代わりに使ったり、治療のために使うことは避けてください。
また、妊娠中の人や重い病気の人、慢性的な病気のある人など、からだの健康状態が気になる人は、必要に応じて医療従事者に相談することをおすすめします。体質や体調、利用法などによっては、健康を損ねる可能性があります。
本コンテンツの取材協力者・編集者ならびに制作会社は、精油やハーブを使用して生じた一切の損傷、負傷、その他についての責任は負いかねます。

口コミサイトにもランクイン!haru黒髪スカルプ・プロ