Chapter 01
1950年代。古きよき米国家庭の食卓で
毎週、一族が集まるサンデー・ディナーと手作りクッキーの味がアリサンの原点
アリサンのジョン・ベリス社長(以下、ベリス)は、米国北東部コネチカット州に生まれた。ベリス家は、エンジニアの父と、専業主婦の母親が温かく子どもを見守る1950年代の堅実な米国中流家庭だった。
「毎週日曜日には、祖母の家に家族と親族縁者がサンデー・ディナーに集まったものさ。いまではすたれてしまったが、当時は大きな食卓でみんな一緒に伝統的な家庭料理を食べ、一族の絆を確かめるのが慣わしだった」ウイークデイも、父親を含む家族全員で夕食をとるのが当たり前だったという。
「それと、母がつくるクッキーのおいしかったこと。数年前彼女が亡くなったときには、葬儀に集まったみんなが、『お母さんのクッキーは本当においしかった』と懐かしんでいたよ」
手間をかけて準備し、一族が集う古きよきサンデー・ディナーのぬくもり、そしてホームメイドクッキーの忘れがたい味は、アリサンのオーガニック食品の原点になっている。