7月のイベント「小さき声のカノン-選択する人々」上映会

ワークショップやイベントに参加した体験記を書いているけれど、

「終わったイベントばかり載せていない?」

という意見がミーティングで出ました。
確かに。

ずいぶん前は「イベント情報」というミニ掲示コーナーをこのサイトに設けていたのですが、
当時からFacebookやTwitterなどが少しづつ普及して、
情報発信の流れが変わってきたので、「イベント情報」という形式はお休みに。
現在ではオリジナルの記事中心で構成しています。

しかし、「これからのイベント」も話題にあげたいという気持ちは、
ごく自然にあります。

どんなイベントなんだろう、集まる人の雰囲気、声。
いま、どんな方向に世の中が流れていっているのだろう。
実際に、イベントを訪れることでしか、そういった五感で得る情報、体験は得られないものです。

そこで、気になるイベントを少しづつ、紹介することにしました。
まずは、2017年7月の企画です。

2017年7月10日 (月)

「小さき声のカノン-選択する人々」上映会

~福島、そしてチェルノブイリ後のベラルーシ。
国境を越え、母たちは、“希望”を選択し、自分たちの足で立ち上がった。~

主催:ESD研究所、安全保障関連法に反対する立教人の会
日時:2017年7月10日(月)18:30~21:00
場所:立教大学 池袋キャンパス 8号館1階 8101教室
共催:豊島九条の会
対象者:立教大学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料

概要の引用:
福島原発事故から6年、帰宅困難区域での避難解除が続く一方、帰宅を諦める多くの人々が存在する。
また福島から避難した子どもたちに対するいじめや差別が今なお後を絶たない。
ESD研究所は、福島原発事故後のESDについて立教SFRを通じて取り組んできた。
事態は何ら変わらないにもかかわらず風化が懸念される原発事故について、
鎌仲ひとみ監督の「小さき声のカノン」(2015年)の視聴を通じて、原発事故が私たちにもたらしたものについて再度考える機会としたい。

映画紹介からの抜粋。

「・・・福島原発事故後、事故による影響は安全である・危険であるといった議論はあるが、その影響を受けた場所で、懸命に生きようとしている人々がいる。そんな人々の本当の声は聞こえているのだろうか。チェルノブイリ原発事故は、福島の事故よりも25年も前の事だが、今なおその影響が続いていることは、実は知られていない。

かつてチェルノブイリ原発事故を経験したベラルーシでは、子どもたちに何が起きているのか。お母さんたちは、どうやって子どもを守ろうとしたのか? ・・・事故の衝撃に立ちすくみ、ただ困惑している時期は過ぎた。希望を具体的につくり出す新しいステージに今、私たちは立っている。 迷いながらも日本のお母さんたちが自分たちの意志で動き始めた。そんなお母さんたちの小さな声が、国境を越えて響き始める。」

お問い合わせ:安全保障関連法に反対する立教人の会・事務局
E-mail:peacerikkyo@ml.rikkyo.ac.jp