第31回 日本アーユルヴェーダ協会 東京研究総会

アーユルヴェーダを日本に紹介し続けてきた、日本アーユルヴェーダ学会の東京研究総会。
11/27(金)ワンデイセミナーを含んで、28(土)、29(日)の3日間にわたって行われました。

28日の開会挨拶で、91歳になられた幡井勉先生がお元気に登壇されていたので感激しました。
10数年前、ハタイクリニックを訪れ、「脈診」をしてもらったら、その半年前の環境の変化を(時期まで)言い当てられて驚いたことがあります。もちろん占いではありません。クリニックの温かい雰囲気も印象的でした。

研究会を始めたころは、30名くらいだった総会が、500名以上の参加者に増えた現在だそうです。

アーユルヴェーダは総合医学・哲学・生き方なので、総会の内容は、盛りだくさん。
「胎教」「育児学」「ハーブ」「オイル」「遺伝子」「ヨーガ」「歯科への応用」「認知症の改善」「キッズ・ヨーガ」「ダンス」「エステ」「看護・介護」などなど、学問の最先端をゆく先生方から、著名人まで演者も素晴らしい顔ぶれです。

先進国の中でも、アーユルヴェーダを吸収することに一番熱心なのが、日本だそうです。
もともと、世界観が近しく、自然と調和していこうという思いを共有しやすい文化なのかもしれません。
アーユルヴェーダの奥深さと体系の整った完成度、人にやさしい哲学は、代替医療の柱としてこれからますます役割が増していくように思いました。ただ、実践するには、勉強、地道さが必要です。なんでも同じようです。

演者のみなさんの実践ぶりが素晴らしかったです。発表ありがとうございました。