酷暑が続いたこの夏、からだを激しく動かした後の疲れがあまりとれない。
そんな時、たまたま書店で見た「レモン酢」を試そうと、脚のだるさを感じながら思い立った。
なんでも、レモンのクエン酸と酢のアミノ酸が相乗効果を出して、いろいろと身体によいのだという。
作り方は簡単、レモンをスライスして、容器に入れ酢を注ぐだけだ。
あとは氷砂糖を入れるとよいらしいが、手元になかったのできび砂糖にする。
1日おいて、水で薄めて飲む。
これは、おいしい!!
レモンのパワーに魅せられた私は、さらにレモンを追加購入した。
そして、レモン酢ではあき足らず、
直接レモンを搾り、炭酸水で割ってぐびぐびと朝夕に飲み干す、ああ、なんと爽快な。
炭酸水はウィルキンソンが発泡強めでお気に入りだ。
しかし、そんなレモン生活をはじめた数日後、
ふと気づくと、自分の指がなんとなく黄色い気がする。
えっ。黄疸かい? 新生児ではあるまいし。
末の子が生まれた時、黄疸にならないように小児科センターにクルマで飛んでいったことがあるが、
ここでGoogle検索をする。
そういえばレモンの前には、グレープフルーツジュースにはまり、炭酸割りで飲んでいたのだった。
柑橘 肌 黄色
で検索すると、出たのは「柑皮症」。
みかんその他、柑橘類の食べ過ぎで、指先から黄色くなる症状のことだという。
特に身体に害はないらしい。
無害ならいいか、とほっと一安心。
しかし、いくら”身体によい”からといって、なんでも「やりすぎ」はよくない、という警告なのだろう。
ナチュラルクエストをやるからには、「○○は身体にいい!」という情報には人一倍興味を持つし、
試したいと思っているが、やはり、健康を保つためには、よい食材を、バランスよく、たくさんの種類でまんべんなくいただくのが鉄則なのだろうと、反省を新たにする。
ハーブだから、オーガニックだから、無農薬だから・・・と。
ただそれだけでは、その昔「味の素を食べるとアタマがよくなるんだって」と逆デマがひろまった頃と、
なにも変わらない。
機能性食材、サプリメントもますます多くなる流れのなか、
どこまでも、何が本当なのか、Quest=探り続けたいと思います。
黄色い指は・・・3日ほどで、だんだん元の肌色に戻っていきました。