カルダモン

心身を温めるアラブ由来のスパイスの力

東南アジア原産のカルダモンは草丈3メートルに達するショウガ科の草で、古くから香辛料、健胃薬として用いられてきました。種子を蒸留して得られる精油は甘くスパイシーな香りがあり、有効成分としてシネオールや酢酸テルピネルを含んでいます。

心に

スパイシーな香りが心と体を温め、疲労や消耗から立ち直らせる目的で使われます。

身体に

消化不良や食欲不振、疝痛などの消化器系の機能障害の他、風邪などの呼吸器のトラブルに用いることがあり、特に体が冷えているときに用いると効果的です。

精油データ
カルダモン:Cardamon
学名:Elettaria cardamomum
科目 :ショウガ科
抽出法:蒸留法
香りのタイプ:スパイシー系
主要成分:リモネン、1,8-シネオール、ボルネオール、酢酸テルピネル

監修協力/グリーンフラスコ株式会社
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