ローマンカモミール

ラベンダーと並ぶ、用途の広い精油

踏みつけられても立ち直るカモミールは逆境にめげない「母の強さ」の象徴です。
鎮静、鎮痙作用を発揮するエステル類を多く含むため、心身の緊張や不眠、肩こり、生理痛などに幅広く用いられます。精油の中でも用途の広い定番のひとつといえるでしょう。

心に

不安、抑うつ、興奮、神経過敏やそれに伴う不眠などストレスが原因で起こる、デリケートな心理状態や生理前後のイライラを、やさしく包み込み安心を取り戻させます。

身体に

ストレスが原因の肩こり、腰痛や胃炎、消化不良、便秘など消化器系の不調、生理痛、月経前症候群などの様々な痛みや不快な症状を和らげます。

精油データ
ローマンカモミール:Roman chamomile
学名:Anthemis nobilis
科目 :キク科
抽出法:蒸留法
香りのタイプ:フローラル系
主要成分:ピノカルボル、アンゲリカ酸イソブチル、チグリン酸イソアミル

監修協力/グリーンフラスコ株式会社
ハーブや精油は医薬品ではありません。医師から処方された薬の代わりに使ったり、治療のために使うことは避けてください。
また、妊娠中の人や重い病気の人、慢性的な病気のある人など、からだの健康状態が気になる人は、必要に応じて医療従事者に相談することをおすすめします。体質や体調、利用法などによっては、健康を損ねる可能性があります。
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