節分の昨日(2月3日)は、まだ2月初旬だというのに、春が来たかのような陽気でした。
節分いえば、とても寒いのが当たり前だったので、きょうになって冷え込んで、冬らしさが戻った気がします。
グレタ・トゥインベリさんがTwitterでリツイートした気候学者の投稿が目に飛び込んで、
ずっと印象に残っていました。
内容はシンプルで「昨年の世界平均気温は史上2番目だった」というもの。
史上最高の世界平均気温は今のところ2016年です。
グラフを見ると、着実に毎年じわじわ上昇していることが明瞭です。
もう一つ、日本人の科学者が、「平均気温が上がるとどれくらい猛暑日が増えるのか」を
イメージしやすいように平面図で表現してくれた投稿が下記です。
右下の色付きの部分が「記録的な猛暑日」の領域です。
横軸の気温が高くなると、猛暑日の数が圧倒的に増加することが示されています。
私たちの日々の暮らしでは、「きょうは寒かった」「暖かかった」と、
目先の過ごしやすさ、その日その日の体感で年月が過ぎていきますが、
こうして理科の図鑑のように示してもらうと、大きな気候の変化が理解できる気がします。
今年も暑い夏になる。
そう思って、これからどんな情報をキャッチし、発信しようかと考えています。
おそらく、身の回りで楽しめるちょっとした暮らしの工夫と、大きな目で見た科学的データと、
両面からこのサイトで紹介していくことになると思います。