身体に効く

モミ

子どもの虚弱体質を改善する森の香り 修道長ヒルデガルトは「植物誌」の中でモミの木の力をたたえ、クナイプ神父は小さな鉢植えのモミを室内に置くことを勧めました。北海道モミ精油は、クリアな樹脂の香りを発しますが、リモネンを含む

マートル

優れた抗菌力で古くから知られる ユーカリと同じフトモモ科に属するマートルは、古くからヨーロッパで抗菌力に優れたハーブとして知られてきました。ユーカリのようにツンとくる香りではなく、おだやかにしみとおるような香りです。化粧

マンダリンオレンジ

繊細な香気があらゆる人を魅了する マンダリンの語源は中国清朝の官吏を意味し、この果実が彼らへの贈り物としてよく用いられたことから果実の名にもなりました。精油にはアントラニル酸メチルというエステル分が含まれていて、ベルガモ

バーチ

高原の白樺の清潔感ある香り バーチ精油は、白樺の樹皮を蒸留して採ります。鼻にツンとくるクールな香りを持ちます。 精油成分は全体の95%以上をアスピリン（アセチルサリチル酸）に似たサリチル酸メチルが占めています。フィンラン

ヴァージニアシダ―ウッド

材木から漂う芳しい木の香り シダーという言葉が霊的なパワーを意味するセム語からきているように、宗教儀式や瞑想で使われる木です。 わが国ではエンピツビャクシンと呼ばれ、鉛筆の材料でもあります。木部を蒸留して得る精油はウッデ

ネロリ

濃厚で深みのあるオレンジの花の香り ネロリの原料はビターオレンジの花で、濃厚なフローラル調の香りを放ち、香水原料としても用いられます。ネロリの名はイタリアのネロラ公国の公妃アンナ・マリアがこの香りを社交界に紹介したことに

ニアウリ

軽やかな発揮性を持つ清浄な香り ニアウリはティートリーの近縁種であり、フトモモ科の常緑樹でやわらかい幹と海綿状の樹皮、それに細長くとがった葉と穂状の花が特徴です。現地では昔から、かぜの咳などの呼吸器系症状や、切り傷などの

ティートリー

感染症予防、皮膚トラブルに役立つ ティートリーはオーストラリア先住民のアボリジニがハーブティーとして飲用したことから名づけられました。強力な抗菌・抗真菌作用を持ち、香りの爽やかさからも人気があります。皮膚、粘膜への刺激も

ゼラニウム

心身両面のバランス回復に役立つ ゼラニウムはバラの香りに似た甘く優しい香りを漂わせ、古くから香水の原料に使われてきました。 そのキーワードは「バランス」で、ホルモン分泌や皮脂分泌、消化液分泌のバランス、そして精神的なバラ

スぺアミント

脳と胃腸を活性化する爽やかな香り スペアミントは古代ギリシャ時代から香料として用いられ、ローマ人によってイギリスにもたらされると中世には口腔衛生剤として活用され、現代に至りました。スペアという言葉は槍を意味し、先が尖りペ