クローブ

強力な殺菌作用と鎮痛作用

クローブの精油はオイゲノールを主成分として強力な殺菌力を発揮します。
また歯痛、局所麻酔の目的で歯科では欠かせない存在になっていることからクローブの精油の香りは「歯医者さんの香り」と呼ばれています。

心に

気持ちがふさぎがちで元気が出ないときや、注意力が散漫でうまく考えがまとまらない時などに、クローブの香りは前向きな刺激を与え、具体的な行動に結びつけます。

身体に

強力な殺菌力を持つことから、かぜ、インフルエンザなどの感染予防に芳香浴で用いることがあります。歯痛の鎮痛目的には脱脂綿に極少量を染み込ませて患部にあてます。

その他

用途ドイツのグリューワインは赤ワインにスパイスや砂糖を加えて温めたものですが、シナモンやスターアニスと並んでクローブは欠かすことのできない原料になっています。

注意事項

皮膚刺激が強いので量と濃度に注意する。多用は避ける。

精油データ
クローブ:Cloves
学名:Syzygium aromaticum, Eugenia caryophyllata
科目 :フトモモ科
抽出法:蒸留法
香りのタイプ:スパイシー系
主要成分:β-カリオフィレン、オイゲノール、酢酸オイゲノール

監修協力/グリーンフラスコ株式会社
ハーブや精油は医薬品ではありません。医師から処方された薬の代わりに使ったり、治療のために使うことは避けてください。
また、妊娠中の人や重い病気の人、慢性的な病気のある人など、からだの健康状態が気になる人は、必要に応じて医療従事者に相談することをおすすめします。体質や体調、利用法などによっては、健康を損ねる可能性があります。
本コンテンツの取材協力者・編集者ならびに制作会社は、精油やハーブを使用して生じた一切の損傷、負傷、その他についての責任は負いかねます。

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