シナモン

甘くスパイシーな香りが秘めた様々な薬効

シナモンは南インドやスリランカなどの熱帯地方や中国、ベトナム原産のスパイスハーブで数千年も前から東西の伝統医学に用いられてきました。精油には60~80%の桂アルデヒドやオイゲノールを含み、強力な抗菌作用や抗真菌作用、抗ウイルス作用を発揮します。

心に

無気力や抑うつ状態など、疲れた神経を刺激し活力を与えます。また、甘い香りは愛情をかき立てるといわれています。

身体に

強力な抗菌、抗真菌、抗ウイルス作用を発揮します。皮膚や粘膜には刺激があるので使用に注意が必要です。

注意事項

皮膚や粘膜に刺激作用があるので、濃度、使用量に注意します。

精油データ
シナモン:Cinnamon
学名:Cinnamomum verum, Cinnamomun zeylanicum
科目 :クスノキ科
抽出法:蒸留法
香りのタイプ:スパイシー系
主要成分:β-カリオフィレン、オイゲノール、シンナミックアルデヒド

監修協力/グリーンフラスコ株式会社
ハーブや精油は医薬品ではありません。医師から処方された薬の代わりに使ったり、治療のために使うことは避けてください。
また、妊娠中の人や重い病気の人、慢性的な病気のある人など、からだの健康状態が気になる人は、必要に応じて医療従事者に相談することをおすすめします。体質や体調、利用法などによっては、健康を損ねる可能性があります。
本コンテンツの取材協力者・編集者ならびに制作会社は、精油やハーブを使用して生じた一切の損傷、負傷、その他についての責任は負いかねます。